フォトウェディングにドレスの持ち込みはできる?

公開日:2025/01/15  

フォトウエディング 持ち込み

「フォトウェディングに私物のドレスを持ち込みたい」と考えるカップルは一定数います。しかし、フォトスタジオによっては持ち込み不可であったり、持ち込み量がかかる場合も多いです。そこで今回は、フォトウェディングにドレスを持ち込めるのか、そして持ち込み際の注意点を詳しく解説します。

フォトウェディングにおける「持ち込み」とは

フォトウェディングでの「持ち込み」とは、スタジオや提携業者が用意したものを使用せず、自分で選んだアイテムやクリエイターを結婚写真の撮影に取り入れることを指します。これに関連して、スタジオ側が請求する費用を「持ち込み料」と呼びます。

持ち込み対象となるのはドレスやタキシードなどの衣装に限らず、アクセサリーや撮影に使いたいアイテムなども含まれます。ただし、何でも自由に持ち込めるわけではないため注意が必要です。持ち込みの可否は大きく3つのケースに分類されます。

持ち込み可能で追加料金が発生しない場合

一部のフォトウェディングプランでは、持ち込みを許容しており、持ち込み料がかからない場合もあります。ただし、持ち込み可能なアイテムに制限があったり、特定の小物が禁止されていることがあるため、事前にスタジオへ確認することが重要です。

持ち込み可能だが持ち込み料が発生する場合

スタジオが用意した衣装がプランに含まれている場合や、スタジオ側で衣装を用意できる場合には、持ち込みを認めつつも持ち込み料が課されることが一般的です。例えば、ドレスやタキシードでは1着あたり2万〜5万円程度の持ち込み料が発生することが多く、プランに含まれている衣装を使用しない場合でもその費用が返金されないケースがほとんどです。

持ち込み不可の場合

特定のドレスショップが提供するプランでは、衣装が含まれていることを前提として料金が設定されている場合があり、その場合には持ち込みが認められないこともあります。こうしたプランでは衣装費用を削減できる代わりに、自由度が制限される点に注意が必要です。

フォトウェディングにドレスを持ち込む場合の注意点

フォトウェディングでドレスを持ち込む際には、事前確認を徹底することが重要です。持ち込みに関するトラブルは珍しくありません。後悔を防ぐためにもスタジオと細部まで確認し、納得の上で契約を進めましょう。以下のポイントを参考にしてください。

持ち込みに関してスタジオに確認すること

まず「衣装の持ち込みが可能かどうか」「持ち込み料が無料か有料か」「有料の場合、1着あたりの持ち込み料はいくらか」といったポイントを確認しましょう。「持ち込み可能」と言われても持ち込み料の説明がなかったために、後でトラブルになるケースもあります。これを防ぐには契約前にしっかり確認しましょう。

持ち込み可能な場合の当日の流れを確認

次に「衣装は事前に預けられるのか、それとも当日持参が必要か」「衣装の保管方法はどのようになっているか」について確認しましょう。スタジオによっては、衣装用の追加プランが用意されている場合もあります。

ドレスのシワ取りなどのメンテナンスはしてもらえるのか

スタジオが用意した衣装を使用する場合、保管やメンテナンス費用はプランに含まれることが多いです。しかし、持ち込みの場合は別途料金が発生する可能性があります。こうした費用を見落とすと、トラブルの原因になるので注意が必要です。

小物やアイテムについての確認

衣装を持ち込む場合、多くの場合では小物も自身で準備する必要があります。ただし、スタジオでレンタルできる場合もあるので、確認しておきましょう。

ロケーション撮影の場合の注意点

ロケーションによっては、シャボン玉やコンフェッティ(紙吹雪)の持ち込みや使用が禁止されている場合があります。特にビーチなどでは、環境保護の観点から制限されることがあるため、事前に撮影場所のルールも確認しましょう。

持ち込みで悩んだ場合の解決方法

フォトウェディングで「持ち込み」に関して悩んだ場合、フリーフォトグラファーに相談するのも一つの方法です。フリーフォトグラファーは、フリーランスで活動するフォトグラファーで、主に2つの方法でカップルをサポートします。

オーダーメイドでフォトプランを作成する

1つ目は、オーダーメイドでフォトプランを作成することです。フリーフォトグラファーは、パッケージ化されたプランを提供するのではなく、カップルの希望に応じて1からプランを作成します。

これにより、持ち込み料を気にせず、自分たちの希望するアイテムやアイデアを自由に取り入れることが可能です。また、経験豊富なフォトグラファーに相談できるため、撮影内容やアイテムに関する不安を解消できます。

セカンドオピニオンとしてアドバイスをもらう

2つ目は、セカンドオピニオンとしてアドバイスをもらうことです。例えば「持ち込み料がかかると言われたが、どう思うか?」や「どうしても持ち込みたいアイテムがある場合、どう対応すべきか?」といった相談を受け、フォトグラファーが第三者として中立的な立場でアドバイスを提供します。これにより、スタジオ側の意見に納得できない場合や、別の方法を模索したい場合に新たな選択肢が広がります。

まとめ

フォトウェディングで私物のドレスを持ち込みたいカップルには、事前の確認が欠かせません。持ち込みには料金が発生することも多く、スタジオごとに条件が異なります。持ち込み可能な場合でも、追加費用や保管、メンテナンスの有無を確認し、トラブルを避けるために契約前にしっかりと調整しましょう。また、フリーフォトグラファーに相談することで、オーダーメイドのプラン作成やセカンドオピニオンを得ることができ、より自分たちの理想に合った撮影が実現可能です。

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