フォトウェディングにかかる費用はどれくらい?大まかな相場を確認!

公開日:2022/01/01   最終更新日:2022/01/14

結婚式を挙げる、挙げないに関わらずウェディング姿の写真を残すカップルは多いですよね。そこで一番に気になることは「費用」ではないでしょうか。今回、フォトウェディングにおける代表的なスタジオ撮影とロケーション撮影についての相場を説明します。お二人の中にある費用面についての不安を払拭して楽しいフォトウェディングにしましょう。

スタジオ撮影にかかる費用の目安

スタジオ撮影とはフォトスタジオの建物内のみで撮影することです。衣装によってプランはわかれていますが、洋装プランは約3〜8万、和装プランが約4〜10万、洋装と和装プランが約6〜10万です。想定されるオプション費用も含むと、スタジオ撮影は10万〜15万円程度が相場です。

基本プランに含まれているものは撮影料、新郎新婦の衣装、アクセサリーや小物一式、ヘアメイク、着付け、スタジオの設備代、決まった数の写真やデータ代です。アルバムや全カット分の写真データはオプションとして組み込まれることがあります。

洋装1着とスタジオ撮影のセットが最も安くフォトウェディングを残す方法です。費用をなるべくかけずに撮影したいというカップルにはぴったりのプランではないでしょうか。

格安プランで宣伝するフォトウェディングの中には、契約後店舗へ行くと衣装数やカット数が極端に少なく、オプションを付けざる得ないプランもありますので値段を鵜呑みにせず内容把握をしましょう。

ロケーション撮影にかかる費用の目安

ロケーション撮影とは屋外で撮影することです。ロケーション撮影は15〜20万円程度が相場でスタジオ撮影よりも高くなる傾向があります。写真のクオリティ面が求められ、屋外での撮影になるので手間がかかるからです。

基本プランに含まれているものは撮影料、新郎新婦の衣装、アクセサリーや小物一式、ヘアメイク、着付け、決まった数の写真やデータ代、移動費・出張料が含まれます。ロケーション撮影では新郎新婦の動いている瞬間に合わせて連続してシャッターを切っていくので、スタジオ撮影に比べて自然と写真の枚数が多くなることも費用面が高くなる理由の一つです。

金額は高くなりますが、自分たちの好きな場所や時間帯を選ぶことができ開放的なロケーションや季節感を出した写真が撮れるので、シチュエーションにこだわりたいカップルにはぴったりです。思い出の地で写真を撮るとなると自然と笑みもこぼれやすくなりますよね。

屋外のため天候に左右されることが多く、雨が降る季節を希望している場合は延長料金がかかることがあります。その際の金額を確認して見積もりに含んでおくと予算を立てやすくなります。

こんな場合は追加料金が発生する可能性も!

追加費用が発生する4つのパターンを紹介します。

1つ目は写真の追加です。カット数はプランごとに決まっていて、枚数を超えると追加料金になります。基本プランは安く見えても後々追加すると費用が高くなります。全データ購入やアルバム購入を考えているのなら最初からすべて込みのプランにしましょう。

2つ目は衣装のグレードアップです。プラン内で着用できる衣装の数や種類は決まっているため、ドレスのグレードアップや和装での撮影も希望すると追加料金が発生します。ブーケやアクセサリーの変更でも追加料金が発生することがあります。プラン内でイメージに合った衣装を着用できるかあらかじめ確認しましょう。

3つ目は土日祝日の日程料金です。結婚式や披露宴が少ない平日を利用してカメラマンや衣装を手配するため、土日祝日は基本料金に割り増しされることが多いようです。

4つ目はロケーション撮影の移動費や撮影場所の入場料金です。ロケ地によっては会場使用料がかかるケースやロケ地までの移動が自己負担になります。基本料金が安くても細かい部分で予想外に高額になることも。プランに含まれる内容の最終チェックは必ず行いましょう。

フォトウェディングにかかる費用を相場以下に抑えるためには?

ポイントをおさえると節約効果がある6つの方法を紹介します。

1つ目は衣装数を少なくすることです。ドレスは1着にし、和装プランは選びません。和装は着付けに手間がかかるため割高になる傾向があります。

2つ目は小物を自前にすることです。小物やアクセサリーを自作するとオリジナリティを出しつつ費用面もお得にできます。スタジオによっては持ち込み料がかかるので注意しましょう。

3つ目は平日に撮影を行うことです。土日に比べて安く撮影できるケースが多いので、新郎新婦のスケジュール調整をし、平日の休暇をとるのも手段です。

4つ目はスタジオ撮影にすることです。ロケーション撮影に比べて安く、雨天に左右されることもないので延長料金の心配もなく見積り通りに進められます。

5つ目は先着順や割引キャンペーンの利用です。独自のキャンペーンや割引がある場合、利用できるとお得です。

6つ目はデータのみ購入しアルバムは自作することです。プリントショップなどで簡単にフォトブックを作れる時代です。データがあればいつでも見ることや印刷ができるので困ることはあまりありません。

これらのいくつかを組み合わせれば費用を節約できます。

 

フォトウェディングは結婚式を行うより費用を抑えて思い出を作ることができる方法です。スタジオ撮影は10万前後、ロケーション撮影は15万前後を目安にお二人にとって最適なフォトウェディングプランを探して見てください。

費用をかけてもこだわりたいポイントと、希望を抑えても後悔しないポイントを明確にし、メリハリをつけて選択すれば金額面も仕上がり面も満足いく記念の写真を残すことができるでしょう。

おすすめ関連記事

SEARCH

READ MORE

挙式ありフォトウェディングでは、フォトウェディングをメインとしながらも、限られたゲストを招待して挙式も同時に行います。そして、挙式ありのフォトウェディングには、通常のフォトウェディングと異な

続きを読む

「フォトウェディングに私物のドレスを持ち込みたい」と考えるカップルは一定数います。しかし、フォトスタジオによっては持ち込み不可であったり、持ち込み量がかかる場合も多いです。そこで今回は、フォ

続きを読む

フォトウェディングは、結婚式よりも安価かつ手軽に新婚の思い出を残せるイベントです。しかし「フォトウェディングについて詳しく知らない」「スタジオ選びをどうすればいいのかわからない」と足踏みして

続きを読む

フォトウェディングの選択肢として「ロケーション撮影」と「スタジオ撮影」の2つがあります。そして、それぞれの特徴やメリットを把握することで、自分たちのニーズに合った撮影を選ぶことが可能です。本

続きを読む

一般的に喪中期間中のお祝い事は避けるべきとされています。これからフォトウェディングをおこなう予定だったのに、身内を亡くしてしまった方にとって、喪中期間にフォトウェディングをおこなってもよいの

続きを読む

フォトウェディングでも写真を彩る大切なアイテムのひとつとして、ブーケが選ばれています。しかし、せっかくならドレスや写真の雰囲気にあったブーケを選びたいものです。そこで今回は、ドレスとの相性や

続きを読む

フォトウェディングや結婚式などの特別なイベントにおいて、ブーケはその日をより美しく、感動的に彩る重要な要素となります。とくにフォトウェディングの場合、写真として形に残るので、できるだけ希望に

続きを読む

骨格ナチュラルの花嫁が美しさを際立たせるには、ドレス選びが重要です。美しいシルエットやクールな雰囲気を引き立てるドレスを選びましょう。この記事では、どのようなドレスが骨格ナチュラルの美しさを

続きを読む

骨格ウェーブの花嫁がフォトウェディングで輝くためには、ドレス選びがポイントとなります。上半身の華奢さや優雅なラインを引き立てるデザインが重要です。本記事では、骨格ウェーブの特徴や似合うドレス

続きを読む

骨格ストレートの花嫁は、独自の美しさを引き立てる適切なウェディングドレス選びが重要です。この記事では、骨格ストレートの特徴や似合うドレスに焦点を当て、上半身のボリュームやシンプルなデザインの

続きを読む