フォトウェディングで着用できる和装の種類とは?男女別に紹介!
フォトウェディングをするなら、洋装も和装もどちらもやってみたいと考えている新郎新婦もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、洋装と違って、和装はどのような種類の衣装を選べばよいのか、難しいと感じることもあります。こちらの記事では、和装フォトウェディングの種類や、持ち物などについてご紹介します。
和装フォトウェディングの魅力
和装フォトウェディングは、洋装とは異なった魅力がたくさんあります。実際に、フォトウェディングで和装を選ぶ新郎新婦は多く、ある調査では約6割の新郎新婦が、フォトウェディングで和装を選択しているというデータも出ています。では、和装フォトウェディングにはどんな魅力があるのでしょうか。
フォトウェディングならば相場より安く着物が着られる
和装フォトウェディングの最大の魅力は、結婚式よりも安く着物が楽しめる点です。結婚式では予算オーバーしてしまうために、和装を諦めるケースも多いですが、フォトウェディングならば費用も安いので、ドレスだけでなく和装も選択肢に入れられます。
また、一般的には洋装よりも和装の方が、レンタル費用が高いですが、フォトウェディングは撮影のカット数で費用が決まることがほとんどなので、洋装・和装で料金に差がない場合が多いです。
憧れの白無垢も選べる
女性で、一度は白無垢が着てみたいという願望がある方もいらっしゃることでしょう。しかし、結婚式ではお色直しの回数も限られるので、色打掛を選んで白無垢を諦める方も多いです。フォトウェディングならば、衣装は2着選べるのが標準プランであるケースも多いので、白無垢・色打掛の両方で撮影を楽しめます。
フォトウェディングで女性が着用できる和装の種類
フォトウェディングで女性が着用できる和装の種類は、「白無垢」「色打掛」「引き振袖」「振袖」の、4種類です。
・白無垢
新婦が着用する和装で、格式が最も高い和装が「白無垢」です。和装の新婦のイメージは、白無垢を思い浮かべる方も多いでしょう。掛下・打掛はもちろん、帯や小物まで白で統一します。
・色打掛
白以外の、華やかな柄の打掛のことを指します。お色直しで着用する場合が多いです。
・引き振袖
裾が長い振袖のことを指します。打掛よりも動きやすいのが特徴です。
・振袖
成人式などで着用する振袖は、未婚女性の礼装です。結婚式で振袖を最後に着用したい、という方も選ばれます。結婚式では、帯や帯の結び方を、格の高いものにします。
フォトウェディングで男性が着用できる和装の種類
フォトウェディングで男性が着用できる和装には、「黒5つ紋付き羽織袴」「紋付羽織袴」の2種類があります。
・黒5つ紋付き羽織袴
結婚式の際に男性が着る和装で、格式が最も高い衣装が「黒5つ紋付き羽織袴」です。名前の通り、「背中」「両袖の後ろ側」「両方の胸元」の5か所に、家紋が入ったものです。レンタルの場合は、「通紋」と呼ばれる紋が入っているので、誰でも着用できます。
・色紋付羽織袴
黒以外の色の紋付羽織袴のことをいいます。色を選べるので、新婦の衣装と相性がよいものを選ぶ楽しみがあります。注意点としては、神社でロケーション撮影を考えている場合、黒5つ紋付羽織袴以外の衣装を着用できない場合もあるので、確認しておく必要があります。
和装フォトウェディングを行う際の持ち物
フォトウェディングで和装をする場合は、自分で準備しておくべきものがあります。一般的には、以下のようなものを準備しておくとよいとされています。
女性が準備しておくべき持ち物
・タオル…着物を着用する際に、着物を着た姿が綺麗に見えるように、タオルを使用して補正します。
・肌襦袢…和装用の肌着です。通気性のよいガーゼや木綿の生地がおすすめです。
・腰ひも…着付けの際に使用します。1本ではなく、何本か用意しておきましょう。
・裾除け…スカートのように着用する肌着です。着物が汚れるのを防ぎます。
・白足袋…靴下の役割をします。種類がいくつかありますが、「はこぜ」という礼装用を選びましょう。
男性が準備しておくべき持ち物
・肌着…Uネック・Vネックであれば、普段使用しているものでもOKです
・ステテコ…衣装が汚れるのを防ぐ役割と、滑りをよくしてくれる役割があります。
・白足袋…女性と同様に、礼装用の足袋を選びましょう。
・タオル…補正用として準備しましょう。
和装フォトウェディングは、結婚式で和装を着用するよりも、リーズナブルに和装が楽しめるのが魅力です。また、女性は「白無垢」「打掛」「引き振袖」「振袖」の種類があり、デザインも豊富です。男性は「黒5つ紋付羽織袴」「色紋付羽織袴」の2種類から、新婦の衣装とバランスを合わせて選ぶのもよいでしょう。また、和装ウェディングでは、和装を綺麗に着るために準備するものがいくつかあります。何を準備しておくべきか、事前に担当者に確認しておきましょう。