【親の本音】結婚式をしてほしい!挙式しなくても親が納得する方法は?
最近では、挙式や披露宴をせずに入籍の手続きだけする「ナシ婚」を選択するカップルが増えています。しかし、結婚するときには結婚式を挙げるものと考えている親も多く、挙式や披露宴がないことに納得できずトラブルに発展してしまう場合もあります。ナシ婚を選んでもスムーズに結婚生活がスタートできるよう、準備することが大切です。
ナシ婚派が増えているなか中挙式をしてほしい親は多い
金銭的な事情や仕事の都合からナシ婚を選ぶカップルは多くなってきていますが、親にとって子どもの結婚式は、いつの時代も特別なものです。
ナシ婚を選択するカップルは多い
婚活支援サービス パートナーエージェントが行った調査によると、20歳~39歳の独身男女のうち、結婚式に関して「式も披露宴もしなくていいと思う」と回答した人は33.0%にのぼりました。「結婚するときには結婚式を挙げる」という意見意識は、以前と比べて薄くなりつつあることがわかります。
親にとって結婚式とは
一方で、親にとって子どもの結婚式は、自分の人生においても大切な節目のひとつです。子どもの晴れ姿を見たいという気持ちはもちろんですが、子育ての卒業とともに、親自身もまた新しい人生を始める日と言えるでしょう。結婚する子ども以上に、親の方が結婚式を重要に考えているという場合も少なくありません。
親が本音を言えない場合も
しかし、結婚式を挙げてほしいという気持ちを持ちながらも「あなたたちの好きなようにしていいよ」「結婚式を挙げたくないのならそれでもいいよ」と、子どもの事情に遠慮してしまい、本音を伝えられない親もいます。
結婚式をしなくても納得してもらえる方法はある?
ナシ婚を選択するとしても、自分たちのことばかりでなく、これまで大切に育ててくれた親の気持ちに寄り添うことも大切です。
6割の親が結婚式をしてほしいと考えている
ゼクシィが行った結婚総合意識調査では、子どもに挙式をしてほしいと考えている親は67.6%、披露宴をしてほしいと考えている親は61.4%となっています。半数以上の親が、結婚式をしてほしいという希望を持っているのです。
ナシ婚の理由を話す
ナシ婚を選択する場合は、結婚式を挙げない理由をきちんと親に話しましょう。いい加減な理由からではなく、しっかりと考えてナシ婚を選択したという気持ちが伝われば、親も納得してくれるはずです。また、理由を話すことで、金銭的に援助してもらえたり、日程の都合をつけてくれたりといったことも考えられます。
結婚式の代わりになることをする
親にとっては、結婚式を挙げないとしても、子どもが結婚して自分たちのもとを巣立っていくという実感を得たいものです。そのため、節目となるように、結婚式の代わりになることをしておくとよいでしょう。
ナシ婚でもやっておくべきこと
結婚式の代わりになるように、ナシ婚でもやっておくとよいことを紹介します。
親に感謝のプレゼントを贈る
結婚式での花束贈呈や両親ギフトのように、結婚の記念となるプレゼントを贈りましょう。感謝の気持ちを書いた手紙を添えれば、きっと喜んでもらえるはずです。
両家の顔合わせをする
結婚式は、両家の親戚が顔を合わせる場所でもあります。ナシ婚の場合は、食事会の機会を設けるとよいでしょう。また、この際時に結婚指輪のお披露目を合わせてすると、よい記念になります。
結婚の記念を残す
ナシ婚を選んでも、子どものウェディングドレス姿を見たい親は多いはずです。そのような場合は、ぜひフォトウェディングで結婚の記念を残しましょう。一生に一度のフォトウェディングは、親にとっても子どもにとっても宝物になります。
フォトウェディングで一生の思い出を残そう
結婚式をしないカップルにおすすめのフォトウェディングには、メリットがたくさんあります。
費用を抑えられる
結婚式と比べて費用が抑えられるのが、フォトウェディングの大きなメリットです。スタジオ撮影なら数万円から撮影できることもあるので、金銭的な事情でナシ婚を選択するカップルは、ぜひフォトウェディングを取り扱っている写真スタジオに問い合わせてみてはいかがでしょうか。
準備期間が短くてすむ
フォトウェディングの場合、申し込みから撮影当日までの間、打ち合わせはほとんどありません。撮影イメージの打ち合わせと衣装やヘアメイクの打ち合わせのみという場合が多いので、普段は仕事で忙しいカップルにもぴったりです。
和装も洋装もできる
フォトウェディングなら、白無垢や色打掛といった和の花嫁衣裳から、純白のウェディングドレスからカラフルなカラードレスまで、いろいろな衣装がそろっています。また、こだわりの背景セットで撮影できるスタジオ撮影と、季節を感じられるロケーション撮影があるので、イメージに合わせたお気に入りの一枚を撮影できるでしょう。
オリジナルのアルバムを作れる
撮影したデータを使ってオリジナルのフォトブックやアルバムを作成すれば、親にも晴れ姿を気軽に見てもらえます。また、結婚報告はがきや年賀状にも使えるので、親だけでなく遠方に住む親戚にも届けられます。
まとめ
結婚式の主役は新郎新婦なので、ふたりの気持ちは何より大切です。しかし、ナシ婚を選ぶ場合には、親の複雑な気持ちにも十分に寄り添いましょう。親にとって、結婚してもわが子はいつまでも自分のかわいい子どもです。そして、親子の関係は、結婚式後も続いていきます。後悔の無い選択をして、親にとっても自分たちにとっても、新しい人生に向けた素敵なスタートになるようにしましょう。